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「ビジネス思考ノート」について

「ビジネス思考ノート」は、誰かに何かを教えるためのものというよりも、
自分自身の思考を整理し、深めていく過程を言葉にしたものです。

その中で生まれたものが、結果として誰かの思考のきっかけになればと考えています。
また、この活動がわずかでも何かの役に立つのであれば、それもひとつの循環の形だと捉えています。

このサイトの管理人について

略歴

  • 2002年、20代半ばのときに外資系生命保険会社にスカウトされ入社
    それ以前は不動産営業に従事
  • 2005年、十分な実績があるとは言えない状態のまま保険代理店として独立
    当時はWeb集客に可能性を感じ、試行錯誤を重ねるも思うような成果にはつながらず、2008年頃までは常に経営不安と隣り合わせの状態が続く
  • 2009年頃、生命保険の提案に対する考え方を大きく見直す
    そこを起点に、2010年頃から成約率および紹介獲得率が大きく変化
  • 2011年頃より、生命保険のセールス指導に関わるようになる
  • 2013年頃より、業界を問わずビジネスに関する指導にも携わる

現在は、これまでの経験をもとに、「営業に正解はあるのか」「人はどのように成長していくのか」といった問いを軸に、思考を言語化する発信を行っている。

こんな人間です

人に何かを伝える立場でありながら、
今でも迷うことは多いし、うまくいかないことばかりです。

弱音を吐くこともたくさんあります。
でもビジネス指導の立場上、吐けない弱音もたくさんある・・・というのが正直なところです。

だからこそ、その言葉にならない違和感や葛藤を、
そのままにせず「問い」や「課題」として捉え直し、日々向き合うようにしてきました。

特別な強さがあるわけではなく、
どちらかといえば、答えの出ないことを考え続けているだけの人間です。

偉そうに「指導」などと書いていますが、
実態はそんなに整ったものではなく、
迷いながら、立ち止まりながら、試行錯誤を繰り返しています。

その過程で、ふと気づけば、
雑草のようにしぶとく生きているだけなのかもしれません。

そういう在り方を、どこかで、これからもずっと、大切にしていたいと思っています。

影響を受けている書籍

思考そのものを深める本

これらの書籍は、ノウハウとしてではなく「考え続けるための型」として影響を受けています。

イシューからはじめよ(安宅和人)

「頑張る前に、何に向かうべきかを疑う視点」を与えてくれた一冊。

  • 「何を解くべきか」を見極める“イシュー設定”に思考の軸を置いた一冊。
  • 努力の量ではなく、“取り組む問題の質”が成果を決めるという視点が得られる。
  • 無駄な思考や作業を削ぎ落とし、本質に集中する判断基準が身につく。
知的戦闘力を高める 独学の技法(山口周)

「学ぶこと」ではなく「使える形で残すこと」を意識させてくれた一冊。

  • 独学を「戦略・インプット・抽象化・ストック」で体系化した実践書。
  • 知識を“使える思考資産”に変換するプロセスが明確になる。
  • 学びを一過性で終わらせず、長期的に蓄積する視点が手に入る。
考える技術・書く技術(バーバラ・ミント)

「考えること」と「伝えることは分けられない」と気づかせてくれた一冊。

  • ピラミッド構造により、思考と文章を同時に整理する技術を学べる。
  • 結論から組み立てることで、論理性と伝達力が飛躍的に向上する。
  • 「相手に伝わる形で考える」という視点が、日常の対話にも応用できる。
具体と抽象(細谷功)

目の前の出来事を“一段上から捉え直す癖”をつくってくれた一冊。

  • 具体と抽象の往復こそが思考力の本質であることを示す一冊。
  • 視点を引いたり寄せたりすることで、物事の理解が一段深くなる。
  • 異なる分野にも応用できる「考え方の型」が身につく。
クリティカル・シンキング(E・M・バーガー/M・ニール・ブラウン ほか)

「正しさ」よりも「疑い続ける姿勢」の重要性を教えてくれた一冊。

  • 前提や思い込みを疑い、「本当に正しいか」を検証する思考法を解説。
  • 論理の飛躍やバイアスに気づく力が養われる。
  • 意思決定や対話において“納得できる判断”を支える土台になる。

対人・コミュニケーション

人と向き合うことを、「技術」ではなく「構造」として捉えるための本たち。

LISTEN(ケイト・マーフィー)

「話すこと」よりも「聞くこと」が関係をつくると実感させてくれた一冊。

  • 「聞く」という行為を、単なる受動ではなく能動的な技術として捉え直す一冊。
  • 人は話すことで整理され、聞かれることで自分に気づくという本質が理解できる。
  • 表面的な相槌ではなく、“本当に聞くとは何か”が具体的に見えてくる。
人を動かす(デール・カーネギー)

「人は正しさではなく、感情で動く」という前提を定着させてくれた一冊。

  • 人間関係の原理原則を、普遍的かつ実践的にまとめた古典的名著。
  • 人は論理ではなく感情で動くという前提に立った関わり方が学べる。
  • 相手を尊重する姿勢が、結果として信頼と影響力につながると理解できる。
影響力の武器(ロバート・チャルディーニ)

「人が動く理由」を構造として捉える視点を与えてくれた一冊。

  • 人が無意識に影響を受ける心理原則(返報性・社会的証明など)を体系化。
  • なぜ人は“その選択をしてしまうのか”が構造的に理解できる。
  • 影響力を持つことと、その扱い方の責任についても考えさせられる。
問いかけの作法(安斎勇樹/塩瀬隆之)

「答えを渡す」のではなく「問いを置く」ことの価値を教えてくれた一冊。

  • 問いによって思考と対話がどのように変わるかを体系的に解説。
  • 良い問いは答えを導くのではなく、思考を深めるためにあると気づける。
  • 対話の質は「問いの質」で決まるという実感が持てる。
非暴力コミュニケーション(マーシャル・B・ローゼンバーグ)

「正しさをぶつける対話」から「理解を探る対話」へ視点を変えてくれた一冊。

  • 評価や批判ではなく、「観察・感情・ニーズ・リクエスト」で対話する手法。
  • 対立の裏にある本当の欲求に目を向けることで、関係性が変わることを示す。
  • 相手を変えるのではなく、理解しようとする姿勢の重要性を学べる。

自分の在り方・価値観

他人や環境ではなく、「自分の在り方」に原因を求め続けるための本たち。

嫌われる勇気(岸見一郎/古賀史健)

「どう見られるか」ではなく「どう在るか」を選ぶ視点を与えてくれた一冊。

  • アドラー心理学をベースに、「人は変われる」という前提を提示する一冊。
  • 他者の課題と自分の課題を分けることで、人間関係の悩みを整理できる。
  • 承認欲求に縛られない生き方という視点が得られる。
幸せになる勇気(岸見一郎/古賀史健)

“一人で立つ”から“誰かと生きる”への視点を広げてくれた一冊。

  • 「嫌われる勇気」の続編として、実践と関係性に踏み込んだ内容。
  • 自立と同時に「他者とどう関わるか」という課題に向き合う一冊。
  • 愛すること・信じることの難しさと価値が深く描かれている。
7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)

短期的な成果ではなく「信頼され続ける在り方」を意識させてくれた一冊。

  • 人格主義に基づき、長期的に信頼される人の在り方を体系化。
  • 主体性・目的志向・相互理解など、普遍的な原則が整理されている。
  • 成果ではなく“あり方”が結果をつくるという構造が理解できる。
自分の中に毒を持て(岡本太郎)

無難に生きるのではなく、「自分の衝動に正直であること」を問われた一冊。

  • 常識や安全を疑い、自分の内側にある衝動を肯定するメッセージ。
  • 「うまくやる」よりも「自分を貫く」ことの価値を突きつけられる。
  • 生き方そのものに問いを投げかけてくる強い言葉が並ぶ。
反応しない練習(草薙龍瞬)

「出来事」ではなく「自分の反応」を整える視点を持たせてくれた一冊。

  • 仏教の教えをベースに、感情や思考との向き合い方を解説。
  • 出来事ではなく「反応」によって苦しみが生まれる構造が理解できる。
  • 余計な思考や感情に振り回されないための実践的なヒントが得られる。

成長・学習・経験の捉え方

成長とは「能力」ではなく、「捉え方と問い直し方」だと気づかせてくれた本たち。

学習する組織(ピーター・センゲ)

「人を変える」のではなく「構造を変える」という視点を与えてくれた一冊。

  • 個人ではなく「組織が学ぶ」とは何かを体系的に示した一冊。
  • システム思考やメンタルモデルなど、見えない構造に目を向ける視点が得られる。
  • 成長は個人の努力だけでなく、環境や構造によって生まれると理解できる。
GRIT やり抜く力(アンジェラ・ダックワース)

「才能ではなく、続ける力が差を生む」という現実を突きつけられた一冊。

  • 才能よりも「情熱×粘り強さ」が成果を決めるという研究に基づく一冊。
  • 長期的にやり抜く力がどのように育まれるかが具体的に理解できる。
  • 結果よりもプロセスを積み重ねる重要性を再認識させられる。
LIFE SHIFT(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット)

「短期の正解」ではなく「長期の選択」を考える視点を与えてくれた一冊。

  • 人生100年時代における働き方・生き方を再設計する視点を提示。
  • 教育→仕事→引退という従来モデルが崩れる中での選択肢を考えさせられる。
  • 長期視点でキャリアや人生を捉える必要性が明確になる。
ニュータイプの時代(山口周)

「正解を出す人」から「問いをつくる人」への転換を意識させてくれた一冊。

  • 従来の“優秀さ”が通用しなくなる時代の変化を鋭く捉えた一冊。
  • 正解を出す力よりも、意味を見出す力や問いを立てる力が重要になると説く。
  • 変化の中でどのように価値を出すかという視点が得られる。
経験から学ぶ力(松尾睦)

同じ経験でも「学びに変えるかどうか」で差が生まれると気づかせてくれた一冊。

  • 経験をただの出来事で終わらせず、学びに変えるプロセスを解説。
  • 振り返りや意味づけによって、経験の価値が変わることを示す。
  • 成長する人は「経験の質」ではなく「振り返りの質」が違うと理解できる。

営業・仕事観

仕事のやり方ではなく、『価値の生まれ方』を考え続けるための本たち。

仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン)

「成功を目指す」のではなく「試し続ける」ことの価値に気づかせてくれた一冊。

  • 成功を目的にするのではなく、「試すこと」そのものに価値を置く発想を提示。
  • 計画よりも行動、正解よりも実験というスタンスの重要性が理解できる。
  • 日常の中で機会を見つける視点が身につく。
プロフェッショナルの条件(ピーター・ドラッカー)

「何ができるか」ではなく「どう成果を出すか」を問われた一冊。

  • 知識労働者として成果を出すための原則を体系的に整理。
  • 強みを基準に仕事を設計するという考え方が学べる。
  • 時間・意思決定・責任といった基本姿勢の重要性を再認識できる。
イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)

「正しいこと」が必ずしも「生き残ること」ではないと気づかせてくれた一冊。

  • 優れた企業ほど破壊的イノベーションに対応できない構造を解説。
  • 正しい意思決定が、長期的には失敗を招くことがあるという逆説を提示。
  • 変化に適応するためには、既存の成功体験を疑う必要があると理解できる。
THE MODEL(福田康隆)

「個人の力」ではなく「仕組みで成果を出す」視点を与えてくれた一冊。

  • マーケティング〜営業〜カスタマーサクセスを一体で捉える仕組みを解説。
  • 属人性ではなくプロセスで成果を再現する考え方が学べる。
  • 顧客との関係性を長期で設計する重要性が理解できる。
INSPIRED(マーティ・ケイガン)

「作ること」ではなく「価値を生むこと」に集中する視点を得た一冊。

  • 顧客に価値を届けるプロダクトの作り方を実践的に解説。
  • 機能ではなく「顧客の課題解決」に焦点を当てる重要性が理解できる。
  • チームで価値を生み出すプロセスの本質が見えてくる。

思考を柔らかくする本

「正しさ」ではなく、「意味や本質」を問い続けるための本たち。

禅とオートバイ修理技術(ロバート・M・パーシグ)

「正しさ」ではなく「何が良いのか」を問い続ける視点を与えてくれた一冊。

  • 「良さ(クオリティ)」とは何かを哲学的に探求する異色の一冊。
  • 合理と感性の対立を超えた視点で、物事の本質に迫る。
  • 生きることそのものに対する問いが、静かに積み上がっていく。
暇と退屈の倫理学(國分功一郎)

「自由であること」が必ずしも満たされることではないと気づかせてくれた一冊。

  • 「退屈」という感覚を通して、人間の欲望と社会構造を読み解く。
  • 選択肢が増えた現代における“自由の不自由さ”が浮き彫りになる。
  • なぜ人は満たされないのかという問いに、新しい角度を与えてくれる。
正欲(朝井リョウ)

「わかったつもりの他者」を疑う視点を突きつけられた一冊。

  • “普通”や“正しさ”からこぼれ落ちる欲望と人間を描いた物語。
  • 自分が無意識に持っている価値観や偏見を揺さぶられる。
  • 理解したつもりの他者が、実は全く理解できていないことに気づかされる。
職業としての小説家(村上春樹)

特別な才能ではなく「続ける姿勢」が何かを生むと教えてくれた一冊。

  • 小説を書くという営みを通して、「続けること」の本質を語る。
  • 才能よりも習慣や姿勢が積み重なっていく過程が描かれる。
  • 創作を通じて、自分自身と向き合う在り方が見えてくる。
夜と霧(ヴィクトール・フランクル)

環境ではなく、「どう意味づけるか」が人生を決めると教えてくれた一冊。

  • 極限状態の中で、人間の尊厳と意味を問い続けた実体験の記録。
  • どんな状況でも「態度を選ぶ自由」があるという思想が示される。
  • 生きる意味とは何かという問いに、静かで強い答えを投げかける。